「明るい家庭づくり運動の推進」

 青少年の健全育成には、家庭・学校・地域社会が三位一体となり当らなければなりません。なかでも、家庭は子どもが生まれてから社会に旅立つまで、一貫してその育成の場であり、人間としての生き方の基本を身につけ、自立心を育むかけがえのない生活の場です。

 今日、家族の構成員それぞれの結びつきが希薄になり、家庭内での親子等の対話が少なくなってきたと言われています。そして、そのことが家庭の教育力の低下、ひいては青少年非行・いじめ問題の増加に関連しているものと考えられます。

 そこで、家庭がより明るく健全になるとともに、家族みんなが愛情と信頼に結ばれた温かい人間関係を築き、子どもを含めてすべ手の個人の人としての 権利の確立と保障のための取り組みを家庭内から一層進める契機とするために、更に地域において家庭間のふれあいが一層深まっていくよう。各家庭が自主的か つ積極的に明るい家庭づくりに取り組んでいくことをめざして「家庭の日」を設け、府民運動として推進していきたいと考えています。

1 提唱日

 毎月1回、原則として第4土曜日を「家庭の日」とする。

 ただし、市町村又は地域の実情により、これにより難い場合は、他の適当な日を選び実施する。

 (例えば、子どもの日、敬老の日、成人の日、ひな祭り、母の日、父の日、定休日、農休日等)

2 主唱及び推進団体

 公益社団法人京都府青少年育成協会及び協会加盟の団体・個人

3 協 力

 京都府 京都府教育委員会

4 提唱事項

 (1)家族みんなで話し合い理解を深めよう

 (2)家族みんなで団らんをしよう

 (3)家族みんなで自然体験や健康なからだづくりをしよう

 (4)家族みんなで教養を高めよう

 (5)家族みんなで協力しあおう

 (6)家族みんなで地域や社会のことに関心を高めよう

 (7)家族みんなで感謝しあおう

 (8)家庭を離れて生活している家族に便り等をしよう

 パンフレット

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